クロマジャパン株式会社 Chroma ATE Inc.

直流電子負荷
直流電子負荷

プログラマブル直流電子負荷 Model 63200A series

CE Mark Rohs 2 Compliant
特長:
  • 並列電力最大240kW
  • 定格電力: 2kW、3kW4kW5kW6kW、8kW、10kW、12kW、15kW、18kW、20kW、24kW(並列電力最大240kW)
  • 電圧範囲: 150V, 600V, 1200V
  • 全36モデルラインナップ
  • 電流レンジ: 最大2,000A
  • 定電流CC、定抵抗CR、定電圧CV、定電力CPモード
  • CR+CC, CR+CV, CC+CV複合モード
  • 最大10台のマスター/スレーブ並列運転
  • ダイナミック同期制御、スタティックおよびダイナミックローディング制御
  • ユーザー定義波形(UDW)
  • 容量性負荷シミュレーション定インピーダンスモードCZ
  • 外部負荷電流シミュレーション
  • 50kHzまでの自動周波数スイープ
  • 電源負荷過渡応答リアルタイムシミュレーションおよびVpk+/- 測定
  • フロントパネルから255シーケンスまで入力可能
  • 超高精度な電圧および電流測定
  • 正確な高速デジタイジング測定およびデータ取得
  • OCP/OLP 試験のための電圧、電流、Pmax測定
  • バッテリーのタイミングおよび放電測定
  • 瞬間的な過電力負荷
  • 短絡回路シミュレーション
  • 優れたファン制御
  • 保護機能: 過電流 (調整可)、過温度、過電力 (調整可) 保護および過電圧警告
  • USB(標準)、イーサネット(オプション)、GPIB(オプション)
※詳細仕様は当ページ内「カタログ」タブよりご覧ください。

(63200A) 63200A


モデル63200Aシリーズは太陽光、風力、燃料電池などの分散型発電及びAC/DCなどの電力変換機器、EV・PHVなどの次世代自動車、サーバー電源、DC/DCコンバータ、バッテリー、充電スタンドなどのパワーエレクトロニクス製品を試験するために設計されています。

最大240kWまで並列でき、動的で複雑なマルチチャネル過渡プロファイルを生成するため同期させることが可能です。300%ピークの負荷サージ機能は、電気自動車、電池や燃料電池などにおける故障状態のシミュレーションを可能にします。

特長1 高い電力密度(6kW/4U)

大容量を得意とする当社の独自技術により、電力密度をコンパクトにしました。(当社63204比約50サイズダウン)

特長2 ホットキー(ショートカット)

4個のホットキーボタン(ユーザー定義)を押すことで、操作モードにジャンプしますので操作性が格段にアップしました。

特長3 アイコン機能

アイコン機能により視覚的に制御や設定内容を確認することができます。ロータリーノブや矢印ボタンを使いながら直観的な操作を可能にしました。

特長4 可傾式フロントパネル

7U10U13Uモデルではフロントパネルを傾けることができますので、フロアに直置きした状態やデスクの下に収納した状態でも視認製性よく作業が行えます。

特長5 太陽光パネル発電量計算機能

設定不要で太陽電池パネルに接続しLoad ONすることで、内蔵されたアルゴリズムによりMPPTをトラッキングしエネルギー消費の合計を算出します。

アプリケーション

Chroma 63200A series Applications

高い電力密度とユーザー定義可能なホットキーデザイン

DSP200MHz)搭載最適なスピードとコントロール性能を有しています。非常に高い電力密度(6kW@4U)は、少スペースだけでなく、非常に優れた電圧 (0.015%+0.015%F.S.)測定と、電流0.04%+0.04%F.S.)測定の精度は、測定結果の高い再現性を実現します。加えて、シリーズ全体において、マニュアル操作でも、リモート操作(ソフトパネルオプション)でも制御が可能です。よりハイパワーの要求に対応するため、複数のユニットマスタースレーブ並列運転させることができます。また実際の負荷状態をシミュレートするために、同期負荷の能力があります。

非常に高い電力密度設計は、大型で移動させるのが難しいハイパワー電子負荷の概念を覆します。自動試験システムにおける電子負荷のアップデートにおいて、室内空間を有効活用でき、スペースの問題を解決できます。さらにユーザーが素早く動作モードに入ることができる、ユーザー定義可能な4つのホットキーを備えています。

アイコンでの機能選択

アイコンでの機能選択により、ユーザー容易で直観的な操作をすることができます。基本およびアドバンス機能はアイコン化され、ユーザーはロータリーノブや矢印キーにより、これらの機能を選択することができます。略語はアイコンで表示され、詳細な説明はVFDディスプレイに表示されます。そのためユーザーは操作マニュアルを確認することなく操作することができるでしょう。

可傾式フロントパネル

7U10U13Uの高さのモデルに対して、可傾式のフロントパネルを採用しています。視認性を向上させることで、操作性を格段に上げています。

FLIPPABLE FRONT PANEL

基本的な電子負荷のアプリケーション

様々な試験要求に対応するため、CVCCCRCPで動作させることができます。例えば、CCモードおよびCRモードは、被測定物の出力電圧は負荷が変動した際も安定したままになります。充電器や充電ステーションの試験では、充電電流を保証するためCVモードで出力電圧を変更することができます。被測定物がバッテリーの場合、電子負荷はデバイスの負荷状態をシミュレートするために変化します。多くのバッテリーの放電アプリケーションおよび電力消費プロファイルは、電子デバイスの負荷をシミュレートするための最適な選択であるCPモードにより、分析のためのシミュレートが可能です。

APPLICATION OF BASIC LOADS

マスタースレーブ並列運転

電力を増やしたい場合、2台以上を並列で運転させることにより、所望の負荷電流をとることができます。ユーザーがマスターに負荷電流を入力後、自動で計算されてスレーブ負荷を制御することにより優れたマスタースレーブ運転が可能です。このマスタースレーブ運転により劇的に操作を簡略化します。全てのモデルは19インチの標準ラックに組み込むことができます。標準装備のUSBまたはオプションのイーサネットやGPIBインタフェースを使用し、自動試験のシステムの制御や再構成をすることが可能です。

MASTER/SLAVE PARALLEL CONTROL

 

正弦波ダイナミックローディング

バイアス電流(I_DC)、負荷正弦波(I_AC)および正弦波周波数が設定できる正弦波ローディング機能を持っています。正弦波ローディングはゼロアンペア以上である必要があります。この機能は、D/Dサーバー用電源および燃料電池の内部抵抗DCIR測定に使用することができます。

SINE WAVE DYNAMIC LOAD

 

ダイナミックローディング

現代の電子デバイスは、非常に高速で動作するため急速な過渡応答特性を必要とします。これらのアプリケーションに対応するため、高速でプログラム可能なダイナミックローディング(CCD:動的電流負荷、CRD:動的抵抗負荷)およびスイープシミュレーションを備えています。下図は電流のHigh/Lowレベル、T1/T2立上り/立下り レート、そして実行回数などのプログラム可能なパラメータを示しています。負荷電流が連続的に変化した時に、内部のモニタリング機構とライン回路は電流波形の歪を最小限に抑えることが可能です。150Vのモデルの最小の電流上昇の応答時間は10μsで、動的な変化は50kHzまでです。

ダイナミックモードでは、ユーザーが各サイクルで165535の繰り返し回数を設定することができるシミュレーション機能を有しています。この機能は、D/Dコンバータの試験や、バッテリーの瞬時耐大電流の試験に適しています。

DYNAMIC LOAD

DYNAMIC LOAD

 

ダイナミック周波数スイープコントロール

50kHzまで可変できるダイナミック周波数スイープ(右図参照)の機能を有しています。これは電圧ピークのワーストケースを決めるのに理想的な機能です。電圧ピーク値(±)の測定は、500kHzの高速サンプリングレートにより実現されます。様々な試験要求を満たすためダイナミックローディングモードは異なる負荷条件をシミュレートすることが可能です。リモート負荷センサーと制御回路は、ダイナミックローディングにおける最小限の波形の歪を保証します。 

定インピーダンスモード(CZモード)

PCのメインボード上にはたくさんのコンデンサが実装されています。サーバーの過電流保護のトリガとなる突入電流を防ぐ(サーバーはメインボードのキャパシタに充電する)ため、電源起動時の容量性負荷の試験をする必要があります。この試験を実現するため、独自のCZモードが有効となります。

63200AシリーズのユニークなCZモードは、CCCPモードの負荷動作を改善し、より現実的に負荷電流をシミュレーションすることが可能です。

 

超高精度測定

3つの測定レンジがあります。63206A-150-600を例にとると、16V/80V/150V3つの電圧レンジは、サーバー用電源や通信用電源(12V48V54V)の試験要求に適応することができます。60A/300A/600A3つの電流レンジは、電流動作の様々なアプリケーションに対応し、適切なレンジを選択することにより、測定誤差を最小限に抑えることができます。この他にも内蔵の高精度A/Dコンバータを搭載し、0.015%+0.015%F.S.の電圧測定、0.04%+0.04%F.S.の電流測定、0.1%+0.1%F.S.の電力測定といった、高精度な測定を実現しています。このような正確な測定は、電力効率や被測定物の他の重要なパラメータの試験とって理想的です。 

過電流および過電力試験

ユーザーの安全を確保し電源の故障率最小限にするため、過電流や過電力の保護を設計の段階から考慮しなければなりませんので、過電流と過電力保護の試験をするために、電流と電力を設定することが可能です。また試験結果のPass/Fail判定することも可能です。試験中の最大電力(Pmax)は、過電流や過電力が設計通り機能しているかを確認するため、オシロスコープ無しでディスプレイ上で取得及び表示することが可能です。これによりユーザーは劇的に試験時間を短縮することができます。

OVER CURRENT & OVER POWER TESTING

 

ユーザー定義波形

従来の電子負荷が搭載している、一般的なCCCVCPCRの各モードに加え、下図にあるような複雑な波形に対応するため、ファンクションジェネレータからのアナログデータやDAQカードからのデジタルデータを受け取ることが可能です。

USER DEFINED WAVEFORMS

実際の電流プロファイルと波形をシミュレーションするため、ユーザー定義波形(UDW)に対応した拡張機能を有しています。実際の電流波形を再構築するために、ユーザーはソフトパネル(オプション)を介して、取得した波形データをアップロードすることが可能です。より厳しい試験要求に対応するため、最大150万のデータポイントからなる10セットまでの波形を保存することが可能です。 

加えて、実際の負荷状態でのピーク電圧測定にも対応します。これによりピーク電圧を取得するためのオシロスコープを使用する必要がなくなり、時間とコストの削減につながります。

USER DEFINED WAVEFORMS

 

バッテリー放電試験

3種類の放電モード(CCCRCP)を有しています。電子負荷は正常に負荷を止め、バッテリーが過放電により損傷を受けていないか確認をするため、カットオフ電圧と時間(1100000秒)を設定することができます。加えて、バッテリーの放電電力(WHAH)及びトータルの放電時間を測定することが可能です。例えばLoad ONされた時、内部クロックはバッテリー電圧がカットオフ電圧まで落ちるかLoad OFFされるまでカウントします。バッテリー放電テストは、電気二重層コンデンサの放電時間試験などにも適用が可能です。 

 

プログラマブル負荷タイミング

様々な負荷状態をシミュレーションするため255のプログラマブルタイミングを有しています。下記はアプリケーションによる共通のプログラムタイミングです。

1.バッテリー放電及び他アプリケーション(NPC、電動自動車、電動ロコモーティブ)をシミュレーションするダイナミック電流波形
2.サーバー/テレコム電源混載負荷変調(多ch出力UUT)

PROGRAMMABLE LOAD TIMING

 

デジタイジング機能

電圧と電流の過渡を記録するのに便利なデジタイジング機能を有しています。以下は設定パラメータです。

サンプリングタイム : 2μs~40ms/分解能: 2μs(サンプリングタイム間のインターバル)
サンプリングポイント : 1~15,000(トータルサンプリングポイント)

 

複雑な動作モード

CR+CC、CV+CR、CV+CCといった複雑なモードが可能です。CR+CCモードは電源起動の試験に最適ですし、またCV+CRモードはCV+CCのバッテリー放電試験中のVon設定の代替として使用できます。

COMPLEX OPERATING MODE

 

自動モード

CV、CR、CC、CPモードの間を自動に移行します。複雑なV-I充電カーブを必要とするLi-ion電池の充電器の試験に最適です。加えて、もし保護回路に不具合があった場合でもUUTを壊すことがありません。

AUTO MODE

 

ソフトパネル(オプション)

フロントパネルのみならずソフトパネル(オプション)でもコントロールすることができます。ユーザーフレンドリーな様々な機能を感覚的に理解し、簡単に使うことができます。USBを標準装備し、オプションのEthernet、GPIBを介して通信します。

SOFTPANEL

 

パネル説明

Chroma 63200A PANEL DESCRIPTION

1. Powerスイッチ : 電源のオン/オフスイッチ
2. 真空蛍光ディスプレー : セットアップ情報画面
3. ホットキー : 負荷モードスイッチ
4. ファンクションキー : A/B キー、 RANGE, MODE, EXTEND, LOCK, COFIG./LOCAL, EDIT, SPEC, SHORT, RECALL,   ADVA, SAVE & CLEAR
5. ENTRYキー : 数字キー、ENTERキー
6. 矢印キー : 変更、メニュー選択
7. プッシュ式ロータリーノブ : パラメータ設定編集、プッシュ入力値確定
8. USBポート(not ready) : ユーザー定義波形プログラムシーケンスデータダウンロード、F/Wアップグレード

 

PANEL DESCRIPTION

9. 負荷ターミナル:被測定物からの負荷ケーブル入力
10. リモートセンス
11. アナログ出力端子: 比例電圧および電流波形
12. システムバス : マスタースレーブデータ通信
13. システムI/O : システム出力制御
14. GPIB もしくは Ethernet : データ通信用カードスロット
15. USBポート
16. AC Input